まとまった休みが取れたので東北地方へドライブに行ってきました。
2日目は成り行きで青森県の東側まで来てしまったので、ついでに太平洋側の一般道を南下しようと思います。
【第３日目です】
青森県
今朝も強い雨です。
今日は朝６時に出発。
八戸の早朝銭湯
７時前には根城のある八戸市博物館前に到着しました。
しかしながら根城は朝9：00前は入れない（え～！！！）。
残念がっていても仕方がないのでネットで八戸市の観光地を探していると、ありました～八戸の常識”早朝銭湯”。
八戸はたくさんの銭湯があり漁師町のため朝から風呂に入る習慣があるそうで、早朝からやっている銭湯がたくさんあるそうです。
その中のひとつパイタル温泉柏崎（八戸市柏崎6-5-13）に入ります。入浴料大人４００円でした。
朝の7時から銭湯にはいれるなんて普通では考えられません。
湯船もいろいろな種類があり、もちろんサウナもあります。
洗い場も40人分くらいはあったのではないでしょうか。
汚くなった体をいつものきれいな体？に戻し、しばらく休憩スペースでまったりしてから根城の開場時間に合わせて銭湯から出発です。
銭湯から出たら「あれ！雨がやんでいる」・・・日頃の行ないの良さでしょうか。
根城
根城入り口にある八戸市博物館。
南部師行の雄姿。
旧八戸城東門。
広々とした芝生公園のようなところでしたが公園内を奥に進んでいくと至る所に城の痕跡があり。
一番奥まで進んでいくとそこには本丸跡に復元した建物群があり、そこにあったのは天守閣ではなく私の好きないわゆる”砦”でした。
本丸のみ入場券必要２５０円。
御殿跡はこんな感じだったんだよ、という平面表示がされています。
本丸を囲む内堀。
本丸東門へ行くための木橋。
一時間余り散策した後根城を出発です。
三陸復興国立公園
ここまでほぼ城づくしできたので本来ならば次の目的地は盛岡城なのですが、ここまで来て内陸部に行ってしまうのがもったいなかったので
最後まで海沿いの一般道を走行することに決定し、45号線を南下します。
太平洋側の出発地点を八戸の第一埠頭とします。
蕪嶋神社
出発早々なにやら鳥だらけの神社らしきものを発見。
いかにも観光地らしき駐車場に車を止め神社に向かいます。
ここは蕪嶋（かぶしま）神社、ウミネコの繁殖地で国の天然記念物だそうです。
参拝に階段を登っている人がみんな傘をさしています。
階段の下には貸出し用の傘がたくさんあり階段の上にある神社を見上げると皆さんが傘をさしていく理由が納得できます。
それにしてもなんという数でしょう。
ヒッチコックの映画「鳥」を連想させるような光景です。
葦毛崎展望台
次に寄ったのが葦毛崎展望台。
八戸線の電車が止まっています。なぜかはわかりません。近くに駅はなさそうですが。
種差海岸
その後寄ったのが種差海岸。
大変ですもうお昼になっちゃいました。
当初の予定では今日は仙台付近まで行くはずです。
大蛇
急がなければと思いながら走っていると、んんん、あれは「だいじゃ」小学校？？？
大蛇駅がありました。「おおじゃ」と読むんですね。
階上
階上駅がありました。
「かいじょう」ではなく「はしかみ」だそうです。
再度走り出してすぐ青森-岩手県境。
青森県内走行距離は559.3kmでした。
岩手県
今日の昼食は種市のふれあい広場食の館で、地元産めかぶのはいっためかぶラーメンです。
味はあっさりとした塩味でめかぶの何とも言えない食感の良さ。
こってり系が好きな人は物足りないのでしょうけど私はこの味は好きです。
復興途上
太平洋側の海沿い道路を走っていると、”津波浸水区間”
”ここから過去の津波浸水区間”
”過去の津波浸水区間ここまで”
の標識がいたるところにあります。
その多さに改めてとんでもない津波だったんだなあと思い知らされました。
道路にはたくさんの県外ナンバーの工事用車両が走り回り、また通過する町などはほとんどが海岸部での堤防の工事の途中、通過する町部であろう道路の両脇は整地をおこなっている途中で建設機械だらけ。
まだまだ復興の途上ではありませんか。
テレビ等では名前の知られている都市部等で復興が進んでいるというようなイメージの報道ばかりが見受けられますが、実際には（特に都市部以外は）復興はまだまだ先の話なのではないですか。
政治力のある大きな自治体を先にやって政治力の弱い？自治体は後回しということなんですかね？
語弊がある言い方かもしれませんが私の率直な気持ちです。
岩手県内走行距離は254.9kmでした。
宮城県
暗くなっても走り続け気がついたら仙台市内。
こんな都市部に車を止めて寝れるところなんか無いだろうということで、今晩はスーパーホテル仙台広瀬通りに宿泊。
今日のデータ
３日目の走行距離は480.0kmでした。
すれ違う車のナンバーは八戸→岩手→宮城→仙台と変遷しました。