最近(盆が過ぎたころから)夕方5時30分頃になると、我が家の後ろにある木に非常に大量のスズメがやってきては毎日チュンチュンチュンチュン鳴いています。
それが6時30分頃になって周辺が暗くなると急にバタッと鳴き声が止まるんですね。
最初は暗くなってどこかへ行ってしまったんだろうと思っていたのですが、どうやらそうではないみたいで・・・。
朝は5時頃になって明るくなりだすと毎朝チュンチュンと1時間くらい鳴いているし、夜でも我が家の息子が仕事から帰ってきて、その車のライトで木が照らされるとまたチュンチュン鳴きだします。
ネットで調べまくったんですが、どうやらこれはスズメの集団塒(ねぐら)なるものらしくて、一説では外敵から身を守るために集団で寝るそうです。
単独で周囲を気にしながら寝るのには限界があるので、このように大勢の仲間と一緒に集団で寝れば、外敵が来た時に誰かが気が付いてくれるので、安心なんですね。
ここしばらく毎日観察していて思ったこと。
チュンチュン鳴いてばかりいるようですが、時々5秒くらいバタッと鳴き声が一斉に止まる時が数回必ずあります。
チュンチュンはコミュニケーション手段なのでしょうか。
来るときは大概は10数羽ずつまとめて来て、それが日没前までにかなり続きますので100羽は楽に越えていると思うのですが、ほとんどは枝の奥深く入って見えないため実際のところ何羽いるのかはわかりません。
ただ小さな糞が木の下に無数に落ちているのは何とかならないでしょうかね。
ほとんどが葉の奥のほうに隠れているため見えませんが、木の上のほうにもたくさんのスズメがいます。
もしかしたらこのように木のてっぺんにいるスズメたちは見張り役なんでしょうかね。
そういえば何となく緊張感が漂っているようにも思えますが・・・。
隣の家の屋根の上にいるスズメ。
道の向かいの電線にいるスズメ。
この雀さんたちももうすぐ来られるんでしょうか。
そういえば、日没が近くなると、このように屋根の上や電線等に、どこからともなくスズメが集まってきて、それが、日没直前になると、10数羽くらいずつ一緒に飛び立って行き、あっという間にいなくなるのをいつも見ていたような気がしてきました。
ある早朝、100羽以上だろうと思われる数のスズメが一度に飛び立った時は、とんでもない音を立てて飛び立っていきました。
日没ならまだしも、早朝(4:30~5:00くらい)のチュンチュンはさすがにこたえます。
集団塒はスズメだけではなく、ムクドリやツバメなどのいろいろな鳥にもみられる行動だそうです。