残雪の朝日岳・白馬岳の北アルプスを背景に、桜並木、チューリップ、菜の花の四重奏が奇跡的に揃いました。
ここは富山県の東端にある朝日町の舟川べりです。
北陸自動車道を富山県から新潟方面へ向かっていくと新潟県との県境の手前に朝日インターがあります。
(手前は黒部IC、次のICは親不知となっています)
朝日インターまであと2kmの看板を過ぎたら左側に注目していてくださいね。(右側にもあるので右側も注目していてください)
(当然ながら金沢方面へ向かっていると朝日インターを過ぎて右側(と左側)、運転手さんは注視禁止ですよ~)
やがて川沿いに延々とつながる桜が見えてきます。
たぶんここで時間に余裕のある人はあまりにも素晴らしい景色についつい朝日インターで降りてしまいます。(新潟県方面に向かっている人だけですが)
料金所を出て左折し川を越えると左側に見えてきますのでたぶん迷うことはないと思いますし、最近では案内板も設置してあるようです。
ここの見どころは北アルプス白馬連峰を背景に桜、チューリップ、菜の花が一度に見れる春の四重奏。
この日は山の方がかすんでいてちょっと残念でしたが、遠くまで見渡せる日ならば圧巻の風景です。
舟川の河川改修の際、堤防の両岸600m約280本のソメイヨシノが地元の皆さんの手で植えられ、長年大切に維持管理されています。
チューリップだけでも十分見ごたえがありますね。
桜の手入れをしている地元のチューリップ農家さんが桜に合わせて極早生のチューリップの品種を選んで栽培し、菜種油を採るための菜の花も植えています。
桜を背景に菜の花が咲き乱れている道。
こんなところを二人で歩くのっていいと思いませんか。
今年は菜の花の開花がちょっと間に合わなかったのか、かなり控えめではありましたが、時期が合えば菜の花畑だけでも見ごたえがあります。
川にかかっている橋からの眺めですが桜も素晴らしいですね。
土手の片側だけ写していますが、もちろん向かいの土手も同様です。
川の両側の土手沿いにずっと向こうまで続く桜並木。
ちなみに桜並木の中間地点で撮影してますので、私の後ろ側もほぼ同様の景色です。
ちょっと前まで雨が降っていて川の水が濁っているのが残念ですが・・・。
土手を歩けばもちろん延々と桜のトンネルが続きます。
満開の桜も確かにいいんでしょうが、こんな感じの桜って風情があっていいと思いません?
桜並木を20分かけてゆっくりと往復する無料の電気自動車も走っていますので、足の都合の悪い方でもゆったりお花見を楽しめますよ。
桜の開花時期には、「あいの風とやま鉄道」(元のJR北陸線です)の泊駅で降りると駅からこの場所までの臨時シャトルバスが運行されています。
ちなみに新潟県側から鉄道を利用するならば「えちごトキめき鉄道」となります。
同じく泊駅で降りてくださいね。
(具体的なバスの運行日はその年によって開花にズレがあるので要調査です。)
平日は30分に1本、土日は15分に1本が運行されているみたいです。
---2020年のあさひ舟川春の四重奏のチラシです---