戸隠神社奥社参道の南西側にある広大な戸隠森林植物園。
植物園というよりも森林に遊歩道が設置してあるという感じです。
奥社入口からその1km先の随神門までの参道のすぐ横に広がっているので、奥社参拝を終えて随神門を過ぎてからすぐに右側から入って、散策した後に参道入り口に出ることが出来ます。
本来の植物園入り口からはもっとも奥の方から入って手前側に出てきたということです。
最初のうちは本当に森林そのもののような道が続き、熊注意の看板も出ていましたし、確かに熊と遭遇しても不思議じゃないようなところをしばらく進みます。
「ここは、もともとツキノワグマの生息しているところで、そこに人間がお邪魔しているのです。」とのことですが、ふ~んそうなんだと納得できることではないと思うのですが。
保健保安林「この森林は保健、休養の場として利用いただく国有林です」との看板があります。
見渡してもずっと先まで森林が続いていて素晴らしい環境ですが、やはり私としては歌を歌いながら歩かざるを得ない環境は怖いです。
この後、お店で熊鈴を見つけたらすぐに購入しようとは思いましたが、それまでは自分自身で大きな声で歌を歌うしかないですね。
マルバフユイチゴ(丸葉冬苺)の果実
バラ科キイチゴ属
オニゼンマイ(鬼薇)
ゼンマイ科ゼンマイ属
アズマレイジンソウ(東伶人草)
キンポウゲ科トリカブト属
ヤマトリカブト(山鳥兜)
キンポウゲ科トリカブト属
ツリフネソウ(釣船草)
ツリフネソウ科ツリフネソウ属
ケナシヤブデマリ(毛無藪出毬)の果実
スイカズラ科ガマズミ属
果実は完熟してしだいに黒くなり、そしてその一生を終え落下する。
ん~私らしい詩的な表現ですね。
これってどんな花を咲かせるのでしょうか。
サラシナショウマ(晒菜升麻)
キンポウゲ科サラシナショウマ属
アケボノソウ(曙草)
リンドウ科センブリ属
奥の方の森林地帯とは違い一般道からの入り口付近一帯はこんな木の道です。
段差のないバリアフリーになっていますので手前側半分くらいは車いすでも回れます。
オオバセンキュウ(大葉川芎)
セリ科シシウド属
オオバセンキュウにいるのは何だろう?
オオバセンキュウとミドリヒョウモン
オオバセンキュウとイチモンジチョウ
これってタムラソウなんでしょうか。
タムラソウ(田村草)
キク科タムラソウ属
タムラソウで吸蜜中のミヤマカラスアゲハです。
知ったかぶりをして花や蝶の名前を書いてはいますが、私は全くのシロウトのため全面的に信用するのは禁物です。
必ず少しは疑ってかかってください。
それなら最初から書くなって言われればその通りなのですが、一生懸命調べたんでちょっとは自信もありますし、やっぱり少しは知ったかぶりをして書いてみたいじゃないですか。
いけませんか・・・。