富山県上市町にある眼目山立山寺に行ってきました。
これは「がんもくざん りゅうせんじ」と読みます。
でも地元の人は眼目の寺(さっかのてら)と呼ぶそうです。
なぜならばここの地名は眼目(さっか)と呼ぶからだそうです。
それでは地名が「さっか」なのになぜ「がんもくざん」なのか
ってゆうか何故これを「さっか」と読むのか
それは・・・知りません
興味を持った人はここを訪れて地元の人にでも聞いてもらえればよいのではないでしょうか
役に立たなくて御免なさい
ちなみに大徹宗令褝師により創建された禅宗曹洞派の名刹だそうです。
無料の駐車場に車を止めて向かおうとすると、立山寺参道と立山寺哲学の道の案内が・・・。
哲学の道とは何でしょうか。
右へ行くと座禅石コース、左へ行くと大山観音コースと有ります。
よくわからないのでとりあえずは参道へ向かいましょう。
参道入り口です。
栂並木参道
山門までの参道は栂(とが)並木と呼ばれ
富山県指定の天然記念物になっているそうです。
(ちなみにツガの別名をトガというらしい)
10m~20m(おおざっぱですが)はある栂の大木が
入口から山門まで300mほど(これもおおざっぱですが)続きます。
この景色はなかなかの圧巻ですよ。
写真で参道の入り口付近の人と参道の中間位置の人の大きさを確認してもらえれば
どれだけの並木かはわかってもらえると思います。
樹齢約400年だそうです。
栂の並木は2018年に映画「散り椿」のロケ地になりましたね。
心清らかな私でも更に心洗われる気分で総門までたどりついたらその横にちょっと気になる木がありました。
立山寺の大推と書いた下が折れている杭が木に立て掛けてあったのできっと名前はそう呼ぶのだと思います。
いかにも古そうな大きな木です。
根元の人間様と比べてみてください。
参道が終わると、そのまま真っ直ぐ行くと哲学の道座禅石コース、左手には本堂へ至る総門が見えてきます。
総門から三門、そして中雀門へ
まずは本堂へ向かいましょう。
総門から見たひとつ先の三門です。
ここも背の高い木々に囲まれています。
総門を入ってすぐ右手に六地蔵様がいらっしゃいました。
まだ真新しいお地蔵様ですね。
少し進み三門から見た中雀門です。
さらにここも背の高い木々に囲まれています。
中雀門を過ぎて境内に入ってから振り返って門を見てみました。
境内
鐘楼です。
大きくて立派なさらに新しくてきれいな本堂です。
入口の両側に釜が置いてあります。どのような意味があるのかは不明です。
廻廊です。
自分では数えてはいませんが廻廊内には33体の観音様がおられるそうです。
自分の勝手な解釈かもしれませんが
このようにぐるりと境内の全周を囲むような廊下を持つ寺はきっと宗派の中でも中心的な寺なんでしょうね。
本堂も大きくて立派ですし。
本堂の裏手には墓地が有りますが
その一角には金色に輝く観音様が鎮座しておられました。
やっぱり由緒正しきお寺なんでしょう。
本堂の裏手にはかなりの数のお墓が並んでいます。
哲学の道
総門まで戻り、座禅石を見に行きましょう。
かなり急な下り坂をどんどん下りていき、気が付いたらふもとの集落まで下ってしまいました。
それからは、なんと今度は上り坂です。
下った分だけまた登りやっと座禅石を見つけました。
立山権現の化身といわれる樵(きこり)姿の白髪老人が大徹禅師と7日間、この石の上で対坐して対話・問答がなされたと伝えられる開山にまつわる史跡です。
座禅石を後にしてさらに進むと・・・何ということでしょう!!
平坦な道を少しだけ進むと、先ほど見た本堂の裏手にある墓地に出てしまいました。
総門から座禅石までの長い距離(それも坂道)を苦労して歩き続けた私の努力はいったい何だったのでしょう。
みなさん、座禅石に行くのなら、看板の通りではなく、ただ本堂の裏手にある墓地の前の道を進みましょう。
10分あれば往復できますよ。
もうひとつの哲学の道、大山観音コースですが、
狭い山道を歩き、山の上まで登っていくのが、下から見ても明らかだったため、私はパスしました。