妙高高原にある苗名滝。
新潟県と長野県の県境を流れる関川を上流へ登っていくと苗名滝へ行くための駐車場があります。
駐車場付近は
大駐車場を出て左側、苗名滝へ向かいます。
この先のお店の方にも少し駐車スペースがありますがそんなに歩くわけでもないので大駐車場に止めても体力的には問題はありません。
麺類等の大きな食事処があって流しそうめんなどもあるみたいです。
中には入っていないので詳細は不明。
皆さん池を眺めていますが。
池には大量のニジマス。
何故こんなにたくさんのニジマスが・・・。
FishingGardenなるものが裏手にありました。
なにやら魚を焼いて食べさせてもらえるような感じです。
もしかしたらさっきの魚たちは・・・。
それでは滝に向かって出発です。
ふ~ん、500mならそんなに遠くないじゃないか。
でも500mを徒歩で15分。
やっぱり登りの山道みたいですね。
滝に行くから当然と言えば当然ですけど。
滝までの道のりです
まずは吊橋を渡って向こう岸に行きます。
その先には階段が2ケ所。
階段を登ったところであっという間に残り400m。
ということはなおさらこの後の行程が心配になりますね。
予想の通りさっそく山道に入りました。
道程を困難にするためにところどころ木が道を塞いでいます。
簡単には登らせないぞという意思表示のために登りの石段も増えてきました。
大きな石もゴロゴロ転がっています。
ここで残り300m。
まだ半分も進んでいないのか?。
同じような道を進み残り200m。
疲労が蓄積されつつあります。
遠くにやっと滝が見えてきました。
目的地が視界に入ってくると人間は元気がでる生き物なのですね。
(気持ち的には)あっという間に残り100m。
急に足取りが軽やかになります。
つり橋が現れると今までの経験上、もう目的地が近づいてきているという安心感があります。
それでは吊橋を渡って向こう岸に行きます。
滝の遠景
予想通りですね。
吊橋から見た滝です。
滝の手前には展望台も見えています。
早くあそこで休憩したいですね。
展望台
はい、この新潟県と長野県の県境を流れる「関川」にかかる滝が日本の滝100選に選ばれている落差55mの苗名滝です。
柱状節理と呼ばれる角柱状態の割れ目がよく発達している玄武岩の断層で出来ているのが苗名滝の特徴です。
ちなみに、この上流に二の滝・三の滝・四の滝もあるのですが、通行不可のため行くことが出来ません。
展望台にあるこのお賽銭箱は何のため?
何の案内もない為、詳細は不明ですし、最近できたばかりの風情ですので、保全のための寄付金を徴収するためでしょうか?
今は8月の後半で最近雨も降っていないのでこんなものなんでしょうが、雪解けの春先や梅雨時などの大量の水が滝に流れ込む時期にもう一度来てみたいですね。
この落ち口は溶岩によって関川がせき止められて出来たそうですが、昔はこの中ほどに岩があり滝が二股に別れていたのが、高田藩が伐採した木を流したことによって岩が欠け、今のようになったそうです。
帰り道
滝からの帰り道、ボーイスカウトの団体が滝を目指して登って行きました。
みんな頑張れ~。俺は頑張ったぞ~。
これってアキノキリンソウ・・・かな?